2024/04/12 15:53







朝日新聞やまいどなニュース、TBS情報番組「ひるおび」でもご紹介いただいたこの「お猫様専用ミニ畳」。
担当者として商品ページでは語りつくせない魅力がたくさんありますので、今回はその魅力を語ります!

こちらの記事い草のチカラがすごい!というのは皆さんお分かりいただけたかと思いますが、ここでは熊本のい草について・ミニ畳のこだわりをご紹介させて頂きます。


熊本県は日本一の国産い草の収穫量と畳表の生産量を誇ります。
かつてい草は福岡、広島、岡山などでも生産されていましたが、2023年現在「国産い草」を生産する地域は熊本だけになりました。

皆さんはい草を見たことありますか?
なんとなく稲の大きさを想像する方も多いかもしれませんが、熊本のい草は1mを優に超えます。
品質の良いい草は長く、青みが強いのです。

今では中国産のい草も数多く出回っていますが、中国産は熊本県産に比べると太さや色にムラがあることが多いです。
熊本のい草は、い草が完全に成長しきった6月下旬から7月中旬に収穫されます。

加工前に、よく育たなかったい草や質の悪いい草は時間をかけて等級別に選別していきます。
長年日本の和室文化を支えてきた、い草農家さんの目は一寸の狂いもありません。
こうして時間と手間をかけてできた熊本のい草は均一でムラが少なくなるのです。

また、い草を育てる土壌と刈り取った後の乾燥の仕方や畳表として織り上げた後の仕上げ方法も異なります。


国産である熊本のい草の大きな特徴が耐久性です。

熊本のい草はい草がしっかり成長してから収穫し、乾燥にも時間をかけるため耐久性に優れています。
なんと中国産のい草に比べて、約1.5倍も長持ちするそうです。
繊維が詰まっていることにより、弾力性も増し踏み心地が良くなります。

なので爪とぎが激しいお猫様も、このい草を使ったミニ畳ならバリバリ爪を研いでも安心♪

もちろん国産のい草も日焼けはしますが、均一に日焼けするのでムラがなく、艶やかで味わいある雰囲気へと変化していきます。
中国産のい草は、輸送中のカビ対策のために短時間に強い乾燥をかけるため、い草が乾燥し過ぎて表面がもろくなりやすいという特徴があります。
表面がもろくなっているのでささくれができやく、日焼けすると赤っぽくなります。
そのため色ムラができやすいので劣化が早いのです。



昔から猫は畳のある家では、畳の上でゴロリとくつろいだり毛繕いしたり、はたまた伸びて爪を研いでみたりしています。
しかし現代的な家には「畳」がある家は多くありません。

そこで、お猫様達が安心してくつろげる場所を作れないか?と思い、私たちはこの商品を開発しました。

畳表を織り終わったあとは、熊本の畳職人がミニ畳を1枚1枚丁寧に作ります。

ミニ畳を作る工程は家庭で使う一般的な畳とは違い、すべての工程を機械で作ることはできません。

一畳の畳よりも小さければ小さいほど、作ることに時間も手間もかかりますが、私たちは職人のぬくもりが感じられるモノをお猫様に使って欲しいと思い、手作りにこだわっています。


ペットはただ癒されるだけでなく、命の優しさや温かさを教えてくれる家族の一員です。

そんな大切な存在であるからこそ長い時間を共にするための心地の良い空間づくりを、このミニ畳がお手伝いします!